あぁもうなにやってんだあたし。 「惜しかったな」 「…ぇ?」 急に横から聞こえた声を辿ると、 そこには星也がいた。 「…ごめん。 星也せっかく1位であたしにバトン渡してくれたのに」 「んなの気にすんなって。 彩香めっちゃ速かったし」 「ありがと…。 でもさ、 負けちゃったものは負けちゃったから…。 あたしのせいで」