君の幸せ、ただそれだけを。上







だって。



前にいる星也を見るだけで、

こんなにドキドキ胸が鳴ってるんだもん。




胸がキュッてなるんだもん。






…消えそうにないや。


この気持ち。





星也の気持ちが悠ちゃんに届くまでに、




あたしのこの気持ち、


消えてくれたらなぁ。




そしたらきっと、


星也と悠ちゃんのことを、心から応援できるから。



あたしは星也の背中を見ながらそう思っていた。