さっきから怖かったり高杉さんが助けてくれたり、色んな事が一気に起こりすぎて、 ドキドキしすぎて心臓破裂しそう。 その場で軽く固まっていると、 「紫雨ー。どこー?」 咲奈の声が聞こえ、その声はだんだん近づいてくる。 きっと、私があまりにも帰ってくるのが遅いから、心配してるんだろう。 「お友達来たから、早く部屋にもどりな」 彼は私の手を軽く引き、立たせてくれた。 「ありがとうございます…。」 「あ、あとさ」 別れ際に、彼が私の耳元で言った言葉に、 さらにキュン死にしそうになった。