あの日、雨と傘と君と


さっきから怖かったり高杉さんが助けてくれたり、色んな事が一気に起こりすぎて、


ドキドキしすぎて心臓破裂しそう。


その場で軽く固まっていると、


「紫雨ー。どこー?」


咲奈の声が聞こえ、その声はだんだん近づいてくる。


きっと、私があまりにも帰ってくるのが遅いから、心配してるんだろう。


「お友達来たから、早く部屋にもどりな」


彼は私の手を軽く引き、立たせてくれた。



「ありがとうございます…。」


「あ、あとさ」


別れ際に、彼が私の耳元で言った言葉に、


さらにキュン死にしそうになった。