事務室に入ろうとすると同時に桐﨑先生が出てきた。


「あ、ちょっと待ってて」



「はい!」



鍵を借りて、階段の下で先生を暫く待つことに。



「あ、」

外から出てきた先生。

「待って、車の鍵を取りに行かなきゃ」


車の鍵……?