さっきので十分わかったと思うけど…


あたしには休息の時間が無いんです。


だから、少しでも休むために屋上に来ることが2年のあたしの日課になってしまった。



「1年の時は屋上なんて無縁だったのになぁ」



静かな屋上で1人、そう呟いた時。



---ギィィ



屋上の扉が開く音が聞こえた。



(…あぁ。遂にここもばれちゃった?)



なんて落胆していると、聞こえてきた声。