すると先輩は 「ちっ。邪魔が入ったか。」 そう言ってあたしから身体を離した。 (はぁ~。助かった) あたしは足音のする方へ目を向ける。 命の恩人の顔は見とかないとね! 「じゃーね、小林サン。会えて嬉しかったよ」