本当は大丈夫じゃねーくせに、笑って『大丈夫』なんてゆーんだ。 だから俺はいつも…梨子が大丈夫じゃねーって分かってるのに、どうしてやることもできねー。 助けてやれねー…。 ずっと1番近くで見てんのに。 あの時もそうだった。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- あの日もいつものように登校し、教室に入った俺。 すると、同じサッカー部で仲のいい隼人(はやと)が飛んできて 「よっす璃玖。てか、お前の幼馴染ちゃんどーしたわけ?」