…でも、どうしてもその気持ちを認めることが出来ない。
だって、あたしはあの時恋をしないって決めたんだから。
…いや、違う。
あたしは恋をするのが怖いんだ。
またあんなふうになったらどうしようって思ってしまうから。
前の時とは境遇が違うこともわかってる。
だけど…あたしにとって《恋をする》ことが恐怖になっている以上、認めることなんてできないよ…。
翔太へのはっきりした気持ちと、その想いを受け入れられない気持ちに悩まされながらあたしは眠りについた。
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