キミが好き~ツンデレ男子の愛し方~



(どんな子なんだろう。名前はなんていうのかな)



なんて考えながら待っていると、あの男の子が門を出ていくのが見えた。


それを見たあたしは、すぐにあの男の子に近寄り話しかけた。



「あの、あたし隣の皆川高校に通ってる1年の桜庭 梨子です。…この間はぶつかったのすぐ逃げちゃってごめんね?大丈夫だった?」



すると男の子は



「………」



まさかの無視?!軽いダメージ…。


でもめげるもんかっ。


だってせっかく会えたんだから。