キミが好き~ツンデレ男子の愛し方~



「なーんか、もう意気投合しちゃってんな」



「本当だね。でもあの2人ちょっと似てるとこある気がする」



「それはなんか分かるかもしんねー」



璃玖とそんな会話を交わし、陽菜たちの様子を見守る。


…けど、いつまで経っても話が終わる気配がしないので我慢出来なくなった璃玖の



「そろそろ回ろーぜ!」



という声であたしたち4人は移動開始。



あ、言い忘れてたけど今日はこの4人で文化祭回る予定。


………って言わなくてもわかるか。



「どこから回るー?」



「どこでもいいよ!梨子は?」



「んー。あたしもどこでも」



「じゃー順番に回ってくか」