「…子、梨子!大丈夫?ぼーっとしちゃってるよー」 「あぁ、ごめん、眠たくてつい…(笑)」 昔の事思い出してた…なんて言えない。 陽菜にはもう、迷惑かけられない。 大事な親友だから…。 あたしはこんな事を考えながら、陽菜にそう返事をした。 「ほんとにー?もう、しっかりしてよー!」