キミが好き~ツンデレ男子の愛し方~


俺が自分のそういった変化に気づくのに時間はかからなかった。


…が、いつまでたっても原因が分からねーままだった。






--そして月曜日。


結局もやもやがおさまらなくて、ずっとむしゃくしゃしていた俺は学校に着き


いつものように俺に近づいてきたダチの堀 健斗(ほり けんと)に疑問をぶつけた。



「…はよ、健斗。土曜日あいつ見かけてからずっと胸がもやもやすんだけどなんでだ?」



健斗は俺の数少ない友達の1人だ。


基本、俺は人と関わりを持とうとしないからな…。