あんな事があったんだもん。 陽菜は歩きながらあの時のことを思い出していた。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- あの日、突然陽菜の元に届いた情報。 それは耳を疑いたくなる情報だった。 「陽菜ー。聞いて聞いて!ビックニュース、ビックニュース!!桜庭 梨子って知ってる?」 「知ってるもなにも、陽菜同じ小学校だけど!どうかしたの?」 「そっか!なら話は早い。その子ってね、なんかすごいらしいよー。 たらしでー、何股もかけるんだって!やばくない?」