あれ…?ここに来た目的って湊生さんたちに会って話するタメじゃん…?

なのになんでいないの。

麗「透紀さんー…湊生さんたちは??」

透「あそこだよ。」

と言って人沢山のところを指さしてた。

人に指さすのはだめなんだよ!!!

あ、違う。塊だ。

ん?あれ?塊でも人は人だよね?あれ?え?あれれ?まぁ、いっか。


んで、まぁ、その塊は当然お姉様方が多くてとても入っていける感じではなく…

透「あきとー。らいあー。」

んんん!?この人さらっと2人を呼んだ!?

え。ちょ。お姉様方が…

「きゃああああ!!!!透紀様もきましたわ!!!」

え、は、はあああ!?透紀様!?この腹黒そんなふうに呼ばれてんの!?

透「麗、ちょっと失礼なこと考えてるよね?」

ソ、ソンナコト…

透「そんなことないわけないよね?顔に出てるけど?」

はううう、

麗「ごめんなさい。」

透「ん。おりこうさん。」

そう言われてナデナデされた。

明「こらぁー!透紀!紅賂薙さんとイチャつくなー!」

來「そーだよ!れーちゃんもこんなやつとイチャイチャしないでよ!!」

や、あの、えと、お2人さん、誰もイチャイチャなんてしてないですけど…

透「は?してねぇよ?てかこんなやつと誰がするか。」

うっ…それはそれで酷い…

あの、それよりも、早くこの教室から出たい。うぅ…

お姉様方の視線が…

「誰よ。あの女。」

「湊生様、九条様、藍咲様、」

「あの方たちと一緒にいるってことは…」

「「「誰かの彼女!?」」」


はあぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!????!?

違いますけど!?なに勝手に勘違いしてんの!!!