バイトの時間が終わると、私服に着替え帰ろうとすると1人の高校生ぐらいの男子が海を眺めていた。 まるで絵になるようなイケメンさん。 ここら辺で見る顔じゃないから都会の人かな? するとその男子がポケットから何かを取り出すと、海に何かを投げた。 「あっ!!」 私が驚いて出した声に気がついて私のことを見た。 平然とした顔で笑顔を向けてきた。 「どうかしたの?」 「あの……何か海に捨てませんでした?」 『それが何?』と言うように首をかしげる。