「とっ、とにかく克服作戦スタートですよ?!」
「はいはい。わかったって............で?その作戦とやらは、具体的になにか考えてんの?」
「あぅっ、考えてなかったっ............」
考えてなかったのかよ。天然だなこいつ。────それと、無自覚??
「はぁー。ダメじゃん」
「すいません.......。も、望月くんはなんか考えてあるんですか?」
不安そうな瞳で覗き込んでくる。
はい、無自覚決定。
こいつ気づいてないな、上目遣いになっててちょっとやばいんだけど。
「────考えてあるよ、それなりには」
「え、本当ですかっ!?」
「嘘言ってどーすんだよ」
「すごいっ、すごいですね望月くんっ!」
さっきとは、打って変わってキラキラした瞳で見つめてくる。

