どうしよ..体が重くて動けない。
頭がクラクラする..体が震える..。
寒い...寒いよ有翔.....。



あたしはそのまま眠ってしまった。




ーーーー.........。



「環奈..環奈!
起きろよ環奈!」

「...ん...?有翔...?」

「やーっと起きたか笑
お前いつまで寝てんだよ笑」

「いつまでって..あたしそんなに寝てた覚えないんだけど..
ってか有翔いつ帰ってきたの?」

「は?笑
お前何言ってんの?笑
俺はずっとここにいるけど?」

「は?....」

なに?これは夢なの?

「だって有翔..さっきあたしが熱出て
風邪薬とか買いに行くって言ってでかけてったじゃん」

「はぁー?
お前熱あんの?
そもそも俺風邪薬買いに行くとか言ってねーしずっと家に居たし笑」

「そうなの?..」

わけわかんないんだけど。
夢なのかな...

「んなことより、天気も良いし遊園地でも行こうぜ!」

「遊園地?..うん、いいよ。行こ!」

「おぅ!んじゃ準備してて。
俺軽く車洗ってくっから」

「うん、わかった」


遊園地か..
久しぶりだな...

小さい頃、お父さんと行った時以来じゃん。