高畑くんと出会って、何日か経ったある日のこと。



もうそろそろ夏だななんて思ったりして、教室の窓を開けて風を感じる。



中には、もう制服を夏服に変えてる人もチラホラ。



「小春、暑くない?」



「……まぁ」



「自販機行ってジュース買ってこようよ」



貴音のその一言で私たち2人は廊下にある自販機に向かった。