「ふ。 あ、そっちにまだ皿かコップない?」 「あ、あります!」 二人で、キッチンに立った。 「やっぱり私も手伝います。 その方が早く済むし」 「………はは、この感じ。 皿洗いは俺がやるから、座ってて、奥さん」 「お、奥さ………!!?」 「どう?新婚っぽい?」 「そんなの…ただの変わった冗談にしか聞こえないですよ。 やっぱり二人いても私邪魔だし、 勉強します!」 「…うん。 そうしてくれる?」