「先生、ちょっとだけいいですか!」 「ん?」 せっかく先生が玄関まで見送ってくれてるんだし! 重たいバッグを肩から下ろして、 先生に抱きついた。 「じ、充電して…行きますっ」 「‥‥‥‥バカ」 照れた先生が可愛くて、 腕の力が強まった。 「怪我するなよ。」 「はい。‥‥じゃあ、行ってきます」