「先生…!!」 「お疲れ様。」 すぐさま隣に座った。 「優勝しました!」 「うん。知ってる。ちゃんと見てたし」 「え、見てたんですか…?」 「ん。お前のフリースローも。 凄いな、あの空気の中二つも決まるなんて」 「…なんか、お母さんの声が聞こえたんです。そしたら、緊張が消えて、入ったんです」 「そっか。」 夜に入って、 外の電灯に灯りがついた。