ごめん沙紀ちゃん……… 本当にごめん……………‥‥‥‥ 「青木?何ボーッとしてんの?」 「あ、いえ……」 「次の授業始まるぞ。ってか次俺じゃん、寝てたら当てるからな」 時計はもう昼休みの終わりを告げていた。 体育館の入口のところで、 クラスの女子達がたむろっていた。 「あ、栞!!」 「栞来たよ!」 何だろ………