「ダッシュ50本!!」



「「はいっ」」






冬休みに入っても、




部活の厳しさは全く変わらない。




ほぼ休みのない部活。





厳しくても、辛くても、





凄くたのしい。






「オバケだよ、栞。…ダッシュ50本…っ…、走ったのに、
なんでそんな笑顔なの…」



「分かんない…!
でも、なんか楽しいの!」




「…さては、栗原先生と何かあったな……?
チューでもしたんでしょ……」




「なっ…!!?!
してないから!!」