青木は、よく笑って、 コロコロと表情が変わって。 もっと真面目で静かなやつだと思ってた。 「私、先生のことが、す…好きになったよ」 青木の、バスケの大会の夜。 ソファの上で目を閉じていたら、 あいつの部屋からそんな声が聞こえて。