「青木っ」 そんな声さえ、幻聴だと思った。 「おい!青木…っ」 「せ……んせ…………‥‥」 「また、泣いてんのかよ…。」 「だっ…て………私のせいで……」 「帰ろう。そんな顔で街歩けないでしょ」 「いや……一人で帰りま…」 「いいから。」