結果は3位。 お母さんに顔を向けられる自信がなかった。 「本当にいいの?乗っていきなよ」 「ううん。一人で帰りたい。 本当にありがとうね。 あかりのお母さんも、応援ありがとうございました!!」 「栞ちゃんも、お疲れさま。今日はゆっくり休んで」 「はいっ!」 足が、痛みだした。 湿布を買って帰らなきゃ……。 「うっ………っ………‥」 泣きたくなんかない……… 泣きたくなんか……ないのに………っ……