「ありがとう。またお前に助けられてるな。今度は俺だけじゃなくて大翔まで……」 「いえ、本当に私がしたくてしているので!遠慮しないでください!」 先輩は少し眉を下げて、笑った。 この笑い方の時は、困っている時か申し訳ない時の笑い方だ。 先輩と毎日お昼ご飯を食べていて分かったこと。