好きなんです!


蓮くんは顔を真っ赤にして私に背を向けた。

そして、ひとりで教室に向かってしまった。

『蓮くん待ってよーぉ』

それを追いかけて、蓮君の隣を歩く。

「あんなこと簡単に言うなよ!馬鹿!」

『バ...馬鹿...』

馬鹿と言われて一気にテンションが下がる私。

周りにいる人たちは「泣かせたー」とか「黒澤ひどいー」とか言っている。

私は涙目になりながら下を向いている。