恋時計。




「やべっ!あと10分しかねぇ…心音走るぞ!」



「えっ……えええ!!!また今日も走るの…」



「飴気ぃつけろよ?」



「子どもじゃないんだから大丈夫っ!」



「ん、それ貸して」



「え?カバン?………はい」



「よーい、どん!」



「ちょっ!待ってよ!………ふふっ」





私の分のカバンも持って走り出す
さりげない優しさに笑みがこぼれた。



「相変わらず走るの速っ!待ってくれる優しさもあればな…」



こうして毎日、この河川敷を通って


30分歩いて学校まで通っているのです。





...走ってって言った方が正しいかな?