息がかかるほどの顔の距離。 私の後頭部を支える大きな手。 真剣な顔で真っ直ぐ私の目を見つめる。 「な、なに……言ってんの…?」 そんなに見つめられると……離せない。 「柊真?……熱でもあ……きゃっ!!」 おでこに手を当てようとした時 柊真に片手で引っ張られ、見事に柊真の足の上に乗っかった。 ────────ギュッ …