恋時計。




「用事も、母さんのことも大丈夫だから。急用できただけだし、母さんともいろいろ話せたし」




私が気にしてるの 気づいてくれてたんだ。




「…心配したんだから」



俯いて布団をぎゅっと抱きしめると



「ごめんな」



って頭をポンポンしてくれた。




急に大人みたいに落ち着いてたり


急に子どもみたいになったり


急に優しくなったり




ほんっと柊真は忙しい人っ。