「……なに?」 「なーにそんな暗い顔してんだよーーっ!!」 「きゃぁぁぁぁっっ!!!」 寝転がってたはずの柊真が一瞬にして私に飛び込んできて 満面の笑みで髪をわしゃわしゃにされた。 「ちょギブ!!ギブギブ!!…っははは」 「よし、それでいい」 「……はい?なんか言った?」 飛び込んできたと思ったらベッドの上に座って私の目をじっと見る。 距離、近いんですけどね。