「新年会 2016 今年もよろしく…って新年会準備かよ!」
冬休み1日目、凛と俺は高校の講堂に集まっていた。
「やっぱ雑用かよぉ〜ヨッシー許すまじ」
【冬休み、ちょこっとキテくんない?】
【うわーマジやなんすけど】
【ね、ちょっと!ちょっとだけ!数学の評定アップするから!】
【サイコー】
「って、なんであそこまでするかと思えばこれだよ」
「春樹君どうすんのー?これ」
「どうするったって…」
講堂の壇上には新年会と書かれた横断幕が掲げられているのみで、新年会らしい飾り付けが他にはない。
新年会は毎年恒例行事?で、名前がかわった長い朝礼ってだけである。
これおれら2人でやんの!?
と呆れるほどの色紙、折り紙、
テープなどが置いてあり、
見本やなぐり書きの作り方が乱雑に投げられていた。
「仕方ない、数学の評定のためだ!やるぞ凛」
「春樹君、あれ」
「ん?」
講堂の後ろのドアが開いた。



