それから何となくお互い無言になって、ケーキを食べ進めることにした。 最後の一口を口に入れるとフォークをお皿に置いた由佳ちゃんが私の名前を呼ぶ。 「無理にとは言わないけど、できたら佐々木くんと話し合ったほうがいいと思う。このまま話さなくなるのは桜も嫌でしょ?」 「うん……。頑張ってみるね」 できるならクリスマスまでにちゃんと話したい。 このまま話し合えなかったら海翔がどんどん遠くにいっちゃうような気がして、それはすごく嫌だと思った。