その発言に
クラス全員が恐怖のあまり黙り込んだ

それからというもの

普通にみんな授業を受けていたが
どうもみんな授業は上の空で この事件が気になって仕方がなかった

みんなの死がもしも211に関係がやはりするのであれば

・・・この事態をどう受け止めたらいいのかわからなかった

そして学校は終わり 一人いつも通り 帰宅する
・・・

そして交差点にさしかかる

この交差点を右に行けばいつもの自分の家に帰る道筋・・・
でも左にいけばあのコンクリートブロックがあった場所の道筋・・・



そんな時、ふいに手が動きかばんから携帯を取り出す


やってはいけないと言われているのにやりたくなってしまうのか・・

電話してはいけないと分かっていても
電話したいという衝動には勝てない・・・

俺はなぜかわからないが 
絶対に電話してはいけない211に
勝手に電話をしていた


「プルルルッ プルルルッ」

緊張する・・・

その時、 我に返ったかのように電話してはいけないことを思い出す

やばい・・・ 電話している・・・・

俺の声・・・聞こえるのか・・・?・・・聞こえないのか・・・?


「プルル プル プルルッ」

え・・・・?!


受話器の向こうから呼び出し音とは明らかに違う音が聞こえる・・・

なんだ・・・この音・・・?


「プルッ ゴゴゴッ ガガガッ」

きれいだった呼び出し音に 汚いノイズのようなものが流れる

「プルルッ プッ プッ」

「・・・・・プルッ プツッ なんだこれ・・・ガガガガッ プルルッ」

え・・!? 今・・・ なんて・・・?
自分の声が・・・


自分の声が聞こえた・・・

「ゴゴゴガガガガガガ」

恐怖のあまりとっさに電話を切った

え・・・どういうことだ

なんだ・・・今の・・・

本当に俺の声が聞こえた・・・

あれ・・絶対俺の声だ・・・






・・・・ヵン ・・・ヵン・・・・ カン・・ カン・・
・・カンカンカンカンカンッ!!!!!!!!!!!!!


電話に夢中すぎてまったく聞こえなかったが

我に戻った瞬間物凄い大音量で踏み切りの遮断機の音が聞こえた

あたりを見渡すと驚愕の光景が広がっていた

さっきまで家に帰ろうとしていたはずだったのに

気づくと一番最初にコンクリートブロックに書かれていたあの文章を見た場所の近くの
踏み切りの
・・・それも線路の中に自分は居た

あっという間に両脇の遮断機は閉まった

「・・・なんだこれ・・・」

電話をしながら自分は無意識のうちにこんなところに来ていて
さらに線路の中に入っていて まるで列車に轢かれようとしているかのように・・・

そして咄嗟に後ろを見たときには・・・・もう遅く・・・


「!!!!!!」

プーーーーープーッ 列車の警告音むなしく 俺はそのまま列車に轢かれた

ガガガガッ ゴゴゴガガガガガガ






・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・











はっ・・・はっ・・・・

冷や汗をかいて僕はベッドから体を起こした


・・・よかった・・夢か


それにしても怖い夢だったな。 母さんに話そう