願いを込めて



「もしかして、妬いちゃった?」

そう言ってニヤッと笑った。


なんと素晴らしい勘の持ち主なんだ……。



「さぁ?どうだろう。」



絶対に言わないもん!



「ふーん。まぁ、いいや。

じゃあ、改めまして……

俺と付き合って下さい。」


「もちろんです!」


「じゃあ、そろそろ帰ろっか。」


裕翔くんがそう言った頃にはもう日が落ちていて、あたりは真っ暗だった。


「あれ?裕翔くんの妹は?」


さっきまでいたはずの裕翔くんの妹がいなくなっていた。