俺に溺れとけよ

「これ…この前の全国大会のメダル。これはお前の物だ」


陸はメダルを紡に差し出す。





「あの時これをもらってたのは俺じゃなくお前だった…お前が優勝だ」

「…ありがとう」


メダルを受け取った紡は、嬉しそうに握りしめると陸に手を差し出し2人は固い握手をしていた。



紡…


おめでとう








「よ!最近ゆっくり話してなかったよな」


勝負を終えると紡のお母さんが皆にジュースをご馳走してくれて、

代表で私がスポーツクラブの受付近くの自販機に買いに行くと、陸が笑顔で話しかけてきた。