ひよこ。

しばらく思考がストップしてしまってその場に突っ立っていたけど、窓の外から聞こえた大きな笑い声にハッとして、また歩き出した。

…私が、やりすぎちゃったのかなぁ。

でも、そうちゃんの優香ちゃんに対する態度も、よくなかったよ。

さすがに冷たすぎる。

いくら女の子が苦手だからって、普通に会話をしてくれるくらいの心は持ってると思ってたのに。

たしかに、私が優香ちゃんとわざと隣になるように仕向けたりしてたのは事実だけど…

しかも、それがバレてたって、1番恥ずかしいパターンじゃん……

どうしたらよかったの?

…よくわからないよ……

…でも、これだけはわかる。

私は、優香ちゃんの気持ちばっかりで、そうちゃんのこと何も考えてあげられてなかったんだ。

もう、私、全然ダメじゃん。

この間、そうちゃんのことを支えてあげよう、って決めたばかりなのに。

そうちゃんのこと全然分かってあげられてない。