ガタッ
…ん?
音がした方を見ると、そうちゃんがパッと教室を出て行ってしまうところだった。
「…あれ?柴崎くんどうしたの?」
「…いや、なんか…お弁当食べ終わってさっさと出て行っちゃって…」
私が聞くと、優香ちゃんは箸を止めてつぶやくように言った。
「私が迷惑だったのかなぁ…」
不安そうに言う優香ちゃん。
「まぁ、大丈夫だよ!クリパの約束もしたんだし!」
…もう、そうちゃんは女の子の気持ちをわかってなさすぎだよ。
こんなに頑張ってるのに、ぜんぜん気づかないし。
なんか用事があったのかな?
それにしたって、一言くらいあればいいのに。
