そんなの…
「樋口くんに決まってるでしょ!!!」
そう言うと、羽奈ちゃんは 急に顔を赤くして、
「じゃあ私、今日一緒に帰らない。」
なんて言い出した。
なに今更照れてるのさ、一緒にドーナツ食べに行ったりする仲なのに。
「嘘つけ、ホントは一緒に帰りたいクセに。」
「…っばか!」
わぁ〜、自分が羽奈ちゃんをいじる日がくるとは……
いつもいじられる側だったから…
「だって、樋口くんがいないと絶対そうちゃん一緒に帰ってくれないもん。
想像できる?女子3人の中に1人そうちゃんがいるところ!」
「…ぷっ…それはたしかにっ!」
羽奈ちゃんはその状況を想像したらしく、けらけらと笑ってる。
