そんなうちらにも転機が訪れ、お兄ちゃんなんて無視するようになった。

昨日転校してきた双子の兄、鈴木遼(すずきりょう)君と、双子の弟の修浬(しゅり)君。そこそこイケメンの子だ。
みんなにはあまり人気ではない子。

うちらは、知らずしらすのうちに恋をしていた。

急にうちらは、遼君と修浬くんに呼び出された。

遼「ごめんね。突然。」

そう言う遼くんの顔は真っ赤。

修浬「俺達。聖羅ちゃんと、椎羅ちゃんが好きなんだ。俺らと付き合ってください。」

うちらは頷く。

お兄ちゃんが、どれだけ怖いかわからずに。