もうすでに5限目が始まっていて、 腫れた目をした私は、 目を冷やすという口実で保健室にいることにした。 雄太は、夏過ぎからクラスにいれなくなったらしい。 何かが雄太を精神的に追いつめた。 それはきっと、私がクラスを嫌う理由と同じもの。 形がなくって、捕らえようのない。 けど、確かに教室を支配するもの。