実体化して表れなければ、空想彼氏と一緒じゃないか。 正確な丸で、縁取られた黒縁メガネ。 貴重な金属と、天界の水晶を磨きあげたレンズ。 ただ、私には、ステロイドとプラスチックレンズにしか見えない。 か、 掛けたくない……。 それが本音なのだ。 ダサいのだ。 これを掛けたせいで、 ますますダサい女子に、見えてしまうではないか。 仕方がない。 アルスともう一度、話そう。