天使のメガネ




「みなみ!何やってるの!!」


私の部屋のドアが開いた。


ま、マズイ!!


慌ててアルスを隠す。


「な、何するのさ!?」

アルスは毛布に埋もれながらベッドに倒れた。


「朝ごはん冷めちゃうわよ!」


し、しまった……。

アルスの足がメッチャ見えてる…。


「お母さん!これは違うの!アレなの!人形的なアレなの!」


必死に私は言い訳をした。