「いやあ、二人がくっついてくれて本当に良かったよ。」 「ほんとよ。危うくこれが無駄になる所だったわ。」 新妻の言葉の後、西川がおもむろにポケットから紙切れを取り出す。 "2013号室" 紙切れにはそれだけが示されていた。 「これは…。」 「幹事やってもらったお礼。 今日私たちが式挙げたホテルのセミスイートを二人に予約してるの。」