「柏木さん、白石。今日まで本当にありがとう。最高の二次会だったよ。」 二次会も無事に終了し、三次会の幹事を西川の地元の友人にバトンタッチし終わった時、目を真っ赤にした新妻の肩を抱いた西川に話しかけられた。 そういえば、今日はお互いバタバタとしていてやっとゆっくり話せるな。 「無事に終わって良かったよ。 改めて結婚おめでとう、西川夫婦。」 「もう、ありがとう。」 からかうように言うと、西川嫁が照れたように礼を言う。 きらりと輝く薬指が眩しい。