いい人に恋してます。



しかも、編集中もずっと泣いてるし。

そんなに涙もろいとは思わなかった。



「いや、泣くけど2枚はいらないでしょ。」


泣くんだな。


文乃のハンカチを見ると、シルクの上品なハンカチ。

しかも、サイズは小さめだ。

絶対それじゃ足りないと思うぞ、俺は。


自分の涙もろさを自覚してない文乃のために洗面所に向かう。


念のため、俺が2枚持って行こう。