チャペルから披露宴会場に向かう途中、
八木君と私が話してるのを見て柏木さんは声をあげて笑っていた。


披露宴の席に着くと、同期3人固まっていて後は会社の後輩が3人の6人席。

当然のように隣は柏木さんだった。

優子のウェディングドレスは、レース使いが美しいプリンセスライン。

前からウェディングドレスはマーメイドラインだと言い張っていた優子が、試着のときに西川君が言った、一番綺麗だという一言で即決したらしい。

なんとも羨ましいエピソード。

意外にもプリンセスラインのドレスは優子にとっても似合っていた。

すっごく綺麗。

さすが、西川君は優子のことをよく分かってる。