「ああ。もうクタクタだ。」 とん、と今度は肩に重みを感じた。 何事かと思えば柏木さんが私の肩に頭を預けていて、身体が硬直していく。 こんなに弱っている柏木さんを見るのは初めてだ。 今まで柏木さんが弱音を吐いているところを一度も見たことがなかった。 5年も一緒にいて一度もない。 もしかして。 これが、柏木さんの線の内側?