ずっと好きだった柏木さんとのキスは少しだけ、コーヒーの味がした。 だんだん深くなっていく口付けに、柏木さんの首に手を回そうとしたとき、また思い出してしまった。 「っ柏木さん、そういえばここ会社!」 自分で止めておいて、離れていく唇に寂しさを感じる。 でも、ここは会社で柏木さんは業務中なはずだ。